ホラーを遥かに超えた恐怖と戦慄でセンセーションを巻き起こし、伝説のカルト・ムービーと化したサイコ・ホラー『ムカデ人間』。"人間をつなぎ合わせたい"という禁断の、そして超個人的な野望を実現しようとする博士と、その餌食となった人々の死闘を描いた本作で、ムカデの"先頭部"として強烈な関西弁を操り博士に抵抗する日本人を演じたのが、現在ハリウッドで活躍し、TVシリーズ「HEROES」へも出演した北村昭博。7月2日(土)からの日本公開を前に北村昭博が緊急来日し、独占インタビューに応じてくれました。 ──本作は、原題も「The Human Centipede(=ムカデ人間)」ですが、最初にこのタイトルを聞いた時、どんな映画だと想像しましたか? 北村:タイトルを聞いた時は、"Centipede"がピンと来なくて調べたら「ムカデ」だったので、ムカデが何百匹も襲いかかってくるような映画だと想像しました。最初は