Fukushima50が世界中で話題になっています。原発事故が起きてからも、原発を制御するために危険をかえりみず現場にとどまった約50人の男たちです。 海外メディアはその勇気をたたえようと彼らの情報を東京電力に求めましたが、東京電力の回答は「非公開」。いくつかの憶測を呼びましたが、おそらく東京電力の社員でない「協力会社」の人たちで構成されているからではないでしょうか。 海外メディアは彼らを「名もなき戦士」としてたたえていますが、相変わらず彼らに関する情報が入ってきません。そんななか、The Wall Street Journalが貴重な取材をしています(→外部記事リンク)。 現場で作業を続ける「ただけんじ」さん(漢字不明。仮に「多田さん」)にスポットを当てています。 多田さんは、原子炉の整備をおこなうチームのひとりで、29歳で東海塗装で原子炉の特殊コーティングの作業をおこなっていました。