発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆくIndie of the Week。第94回目は、『Garbage Day』を紹介する。本作はサンドボックス型の箱庭を舞台とした、一人称視点のオープンワールドゲームだ。『Frontiers』など、いまやインディーゲームでもオープンワールドはさして珍しくない存在だが、本作はさらにそこへ”ループもの”の概念を取り入れ、独自の試みに挑戦している。 『Garbage Day』の舞台となるのは、原子力発電所が存在する郊外の田舎町だ。プレイヤーの分身である主人公は、この発電所で発生した謎の事故に巻き込まれ、気づくと何度も1日を繰り返すタイムループの輪に囚われていた。たとえ死んでしまっても、ベッドの上で目覚め、また同じ1日がが始まる。プレイヤーは町中を何度も探索し、このループを打ち破らなければならない。