2008年9月12日のブックマーク (1件)

  • 『反日マンガの世界』唐沢俊一の手抜きぶり - 法華狼の日記

    晋遊舎ムック『反日マンガの世界』執筆陣は、全般的にマンガを評する能力が足りないよう感じられる。 マンガ評論家として広く仕事をしている唐沢俊一氏にしても、他に比べればマンガ批評らしくしているとはいえ、手抜きぶりが目に余る。いや、他がマンガ批評を中心とする職業ライターではないらしいところからすると、最も駄目とすらいえるかもしれない。 唐沢氏はまず、倉科遼・ナカタニD.の『DAWN−陽はまた昇る−』を評する。 以前に読んだ時の記憶だが、他に取り上げられている「反日マンガ」の多くと異なり、時事問題を取り入れつつも明らかに架空の物語だ。虚構という体裁であれば、たとえどのような反社会的な内容であっても、個人や宗教を無分別に攻撃したりしない限り、現実の問題と並べて批判することなどできないはず。 そこで唐沢氏はアクロバティックな内容紹介をする*1。 連載していた期間がちょうど、小泉純一郎首相と竹中平蔵総務

    『反日マンガの世界』唐沢俊一の手抜きぶり - 法華狼の日記
    gasevia
    gasevia 2008/09/12
    手抜き評論に対する丁寧な批判。