モーターのパワーとトルクも大幅に向上 新型リーフはモーターならではのタイムラグのない力強い走りと航続距離の延長を両立するとともに、利便性や安全装備を大幅に充実させ、派手ではないものの着実な進化と熟成が図られている。 「チョイ乗り」が多いとクルマを傷めるというのは本当か? プラットフォーム自体は先代から引き継いだものだが、車重増加と乗り心地や操縦安定性、エアロダイナミクスなどのために、サスペンションは新たにチューニングを実施。車高を10mmダウンして、トレッドもフロントで5~15mm、リヤで5~20mm拡大している。バッテリーがプラットフォーム中央に収まるレイアウトもそのまま受け継ぎ、バッテリーユニットのサイズは先代と同一のものを使用している。 そのような制約があるものの、バッテリー容量は従来の30kWhから40kWhへと3割強もの拡大が行われている。リチウムイオンバッテリーの1単位であるセ