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ブックマーク / mag.sendenkaigi.com (5)

  • 社員がテロに巻き込まれた!押し寄せるマスコミに広報部長が取った行動 | 広報会議 2016年3月号

    【あらすじ】 「F国でテロ発生」。ある休日の朝、東雲貿易の広報部員、戸塚龍一はテレビの速報でこんなニュースを目にした。直後、上司からの電話で穏やかな休日は一変する。「うちの社員が被害に遭ったらしい」─。事態が飲み込めないまま出社した戸塚を待ち受けていたのは、これまで経験したことのない、マスコミとの戦いだった─。 「怒りの矛先」 昨夜はかなり飲んだ。飲んだというより浴びたと表現したほうが正確かもしれない。ここ1カ月、新商品の発表会、四半期の決算発表、社員の横領……、対応すべきことがありすぎた。その大半が終わりようやく一息ついたのが昨日だった。昨夜は家にたどり着いた記憶のないほど痛飲したのだろう。目が覚めると喉はカラカラでこめかみがズキズキしている。 昨日まで降っていた雨が止み、窓越しに眺めているベランダの枯れ木に降り注ぐ光が心地いい。「二日酔いの身体を醒ますには良いな」とひとりごちた。201

    社員がテロに巻き込まれた!押し寄せるマスコミに広報部長が取った行動 | 広報会議 2016年3月号
  • 参列者を装いカメラを回す……報道の自由を主張する記者に広報部長が言い放つ | 広報会議 2016年4月号

    【あらすじ】 F国で発生したテロに、東雲貿易の社員が巻き込まれた——。広報部長の坂枝和志指揮のもと、メディアからの問い合わせに応じる広報部員たち。しかし、犠牲になった社員の葬儀では、取材を禁止したはずのテレビリポーターが紛れ込んでいて…… 「報道の倫理」 何を答えればいいんだ……。社員が殺されたという事実とどう向き合えばいいんだ。自問自答を繰り返す。広報部長の坂枝和志に肩を叩かれて振り向きながら返事はしたものの頭の中は真っ白だった。うちの社員がテロに……。 「こんな時に、マスコミに対応する必要があるんですか」。エレベーターの扉が閉じたとき戸塚は坂枝に迫った。マスコミから尋ねられることは想像できた。それなのに、なぜ坂枝があえて火中の栗を拾うようなことをするのか、戸塚には理解できなかった。何かを言おうとした坂枝だったが、エレベーターが1階に到着したことを告げる電子音が言葉を遮った。 「行くぞ」

    参列者を装いカメラを回す……報道の自由を主張する記者に広報部長が言い放つ | 広報会議 2016年4月号
  • 経済・企業報道で圧倒的な存在感 日経「記者」の正しい読み方  | 広報会議 2017年4月号

    広報部門の重要ステークホルダーともいえる日経新聞と他メディアの違いは何か。組織の特徴や企業文化、記者の教育などについて、日経で15年間記者を経験した筆者が解き明かす。 広報担当者にとって日経新聞は、他の一般紙とは違う存在かもしれない。読者にビジネスパーソンが多いので記事の経済への影響が大きいというのはもちろんだが、「うちのトップが毎朝読んでいるので気になる」という声もよく聞く。日経での記者経験をもとに、他紙との違いやどんな点に注意しながら記者と付き合えばいいのかについて説明したい。 すべての上場企業に担当記者 日経済新聞は「経済紙」と呼ばれることが多い。ただ、日新聞協会などの分類では読売新聞や朝日新聞などの全国紙と同じ「一般紙」であり、いわゆる業界紙、専門紙などとは異なる。組織を見ても、社会部や政治部、文化部など他の一般紙にもある部署は一通り揃っている。最大の違いは、他紙であれば「経済

    経済・企業報道で圧倒的な存在感 日経「記者」の正しい読み方  | 広報会議 2017年4月号
  • 日本特殊陶業が80周年で企業メッセージ公募 ウェブ社内報も導入 | 広報会議 2016年8月号

    名古屋に社を置く総合セラミックスメーカー・日特殊陶業。 2016年11月に創立80周年を迎えるにあたり企業メッセージを社内公募するなど、 広報を起点とした意志統一とコーポレートブランディングを推進してきた。 日特殊陶業では4月、経営戦略部の中の独立した部門として広報部が設立された。広報が経営における重要な機能として位置づけられており、2020年度に向けた目標である売上高5200億円、営業利益1000億円達成を目指すための組織改編の一環だ。 今年11月には創立80周年を迎えるが、2014年11月には周年企画を推進するワーキンググループが発足した。 「制服の刷新や式典の企画、社会貢献活動などとともに広告宣伝に関するグループが立ち上がり、広報部もメンバーに入ることになったんです」と話すのは広報部副主管の北河広視氏だ。 「創業時からBtoBでビジネスを展開してきたため、一般のお客さまへの認

    日本特殊陶業が80周年で企業メッセージ公募 ウェブ社内報も導入 | 広報会議 2016年8月号
  • ソーシャルメディア時代の広報効果測定、カギは「自分ゴト化」と「仲間ゴト化」 | 広報会議 2015年5月号

    企業価値を高め、社内で広報活動の存在感を高めるには効果測定は欠かせない。「広報効果の可視化は、次世代の広報の役割を考えることにもつながる」とトライバルメディアハウスの池田紀行氏は提言している。 トリプルメディアのうち、Earned MediaからSocial Mediaを抜き出して、4つのメディアとして整理した。今、広報部はPaid Media以外のすべてに関与し、理解と評判と共感を獲得するという幅広い仕事を担っている。 広報とソーシャルは好相性 私の専門はソーシャルメディアマーケティングですが、広報とソーシャルメディアの相性が抜群に良いこともあって、広報担当者向けにソーシャルメディアに関する講座や原稿執筆を担当することが度々あります。最近では広報単体、ソーシャルメディア単体で行う活動から、急速にその「合わせ技」が志向されるようになりました。そのため、ソーシャルメディア担当者にも広報担当者

    ソーシャルメディア時代の広報効果測定、カギは「自分ゴト化」と「仲間ゴト化」 | 広報会議 2015年5月号
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