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2011年9月8日のブックマーク (2件)

  • 新任リーダー学・超入門(3) 仕事を指示するときに必要な事 | タイム・コンサルタントの日誌から

    Sさん、ばたばたして前回から1月以上、間が空いてしまい、どうもすみません。前回は「マネジメント」という言葉を取り上げて、世の中に流布している思い込みと誤解についてお話しした訳ですが、そろそろ前口上はお終いにして、具体論に入ることにしましょう。 マネジメントが「人を動かして目的を達成すること」を意味する以上、他人にどうやって働いてもらうか、が出発点になることは間違いありません。じゃあ、動いてほしい他者と、目的を共有する? たしかに、それはそれで、大事なことです。でも、目的を共有したからと言って、その相手が自発的に、ちょうど自分の求めるとおり動いてくれるとは限りませんね。 それに、たとえば外注先に何かをしてもらうような場合、先方の目的は自分の目的とは異なるでしょう。こちらは新製品で何か最新の技術を試したいと思って、部品加工を発注する。しかし相手は、当方の新製品という目的には無縁で、受注金がほし

    新任リーダー学・超入門(3) 仕事を指示するときに必要な事 | タイム・コンサルタントの日誌から
  • 埋没コストの原理、または撤退の判断はなぜ難しいか | タイム・コンサルタントの日誌から

    前回は、落雷で止まってしまった電車の中で、再開を待ち続けるか別のルートを探しに行くべきか、という状況に絡めて「ストップ・ロス・オーダー」という概念を紹介した(「ストップ・ロス・オーダーと撤退の知恵」参照)。じつは、この言葉を知ったのは古いけれども、別に株式投資FXをやる訳でもないわたしにとって、しばらくは縁の薄い概念だった。あらためてこの問題を気で調べ始めるようになったのは、プロジェクトの撤退判断、すなわち『Go or no-go問題』を考えるようになってからである。 エンジニアリングや受託開発のSIerなど、受注型プロジェクトに主に従事している会社にとっては、プロジェクトの中断撤退判断など、通常は問題にならない。赤字を出そうが納期に遅れようが、歯をいしばって何とか最後の納品までたどりつくのが当然の事だ、とみな信じている。なぜなら、納品できなければ支払も得られないからだ。仮に今、予算

    埋没コストの原理、または撤退の判断はなぜ難しいか | タイム・コンサルタントの日誌から