乳酸菌は体内で悪玉菌と戦い、便通を良くしたり腸内環境を改善する力があります。 実はこの乳酸菌、カルシウムと非常に相性が良いといわれているのですが、それはなぜでしょうか? 気になる乳酸菌とカルシウムの関係について、見ていきましょう。 ・乳酸菌とカルシウムの関係 乳酸菌とカルシウムは意外に密接な関係にあるといわれますが、どちらも豊富に含んでいる食品といえば、多くの方がヨーグルトを思い浮かべるかと思います。 ヨーグルトの中に含まれる乳酸菌は、発酵の過程において「乳酸」を出しますが、それがカルシウムと結びつくことで「乳酸カルシウム」という物質に変化します。 この乳酸カルシウムは一般的なカルシウムよりも吸収率が高いとされ、骨を丈夫にしたり、骨粗しょう症の予防や歯の再石灰化を促すはたらきがあります。 乳酸菌を含む食べ物(発酵食品など)と、カルシウムを含む食べ物(牛乳など)を別々に摂取するよりも、両方を