福祉行政に頼らず、事業収入で5億円以上の売上げ 「ワークスみらい高知」の運営する店舗は、就労支援の職場として、 人とのかかわりが大きい仕事で、かつ街の中心で働け、 事業としても成り立つことを掲げ、【飲食店】を中心に展開している。 たとえば「土佐茶カフェ」は地元の銘茶をもっと広めようと 土佐茶を素材に使った甘味を中心にメニューを考案。茶摘み体験ツアーなどの企画も好評だ。 そのように、独自のコンセプトを打ち出して事業としてきちんと利益を上げることと、 障がい者(利用者)の労働意欲が高まる役割と仕事をつくることを両立させ、 月給10万円台の収入を実現し、全国から注目を集めている。 (実は障がい者就労支援現場の全国平均月収は、わずか1万3200円でしかない!) 行政の委託事業などを除いた事業収入だけも5億円以上あり、NPO法人とはいえ売上げは一角の企業並み。 ただ、特に就労支援を兼ねていることを強