和歌山県紀の川市で小学5年生の男の子が刃物で刺されて殺害された事件で、事件の直前に現場付近で目撃された刃物を持った男が、不審に思い声を掛けた人に「何かあっても気にしないでください」と話していたことが、捜査関係者への取材で分かりました。 警察は殺人の疑いで逮捕された男とみて、詳しいいきさつを調べています。 男は容疑を否認しているということです。 今月5日、和歌山県紀の川市の住宅街で小学5年生の森田都史さん(11)が刃物で刺されて殺害された事件で警察は、近くに住む無職の中村桜洲容疑者(22)を殺人の疑いで逮捕しました。 中村容疑者は「男の子を殺していない。見たこともない」と供述し、容疑を否認しているということです。 警察のこれまでの調べで、事件の直前に現場付近で刃物を持った男が近所の男性に目撃されていたことが分かっています。 さらに、その後の調べで不審に思った男性が、「どうしたんですか」と声を