星野源 働く男(文春文庫):わたしにとっては参考書。今注目の俳優による自身の仕事の解説書。 音楽、ドラマ、コント、文筆、あらゆるメディアで見ない日はない星野源。大ファンというわけではありませんが、雑誌を読んだときに載っていたコラムの文章が面白く(私が最初に彼の文章に触れたのは「GINZA」に連載されていたエッセイ「銀座鉄道の夜」でした)、そこから興味を持つようになりました。 今回購入した、文春文庫から出ている「働く男」は2015年9月に発売。これは2013年1月にマガジンハウスから出た単行本に大幅に加筆・修正をして文庫版として再出版されたものです。一言で言えば星野源本人が「自らの仕事について解説した一冊(文庫本裏表紙より)」。歌も演技も踊りもコントも文筆業もこなす星野源ですが、かつては職業をどれかひとつにしぼったほうがいいんじゃないか?なんて考えた時期もあったようです、でも、どの活動での活