つい先日に、全国の小学6年生と中学3年生を対象とした学力テストが行われました。 早いもので、我が家の長女も6年生に進学したところだったので、 「テストあったの?どうだった?」 と聞いてみたところ、 「面白い問題があったよ」 という予想外の返事がありました。 難しかった、とか、簡単だった、という回答を想像していたのだけど。 その問題は次のようなものです。(設問(1)は省略) 月の見かけの大きさの変化を、硬貨の大きさに見立てる問題になっています。 なるほど、月の見かけの大きさが日によって違うことを意識している人は少ないでしょうし、それを1円玉に見立てるということもなかなか思いつかないでしょう。知的好奇心を刺激するという点から、とても面白い問題と言えそうです。 私は仕事がら、期末試験の問題を定期的に作っていますから、このような問題を見ると、作問の立場からも気になります。 問題を作るときには、その