2017年1月31日に総務省統計局から平成28年(2016年)12月分家計調査が発表され、エンゲル係数が12月は27.5%、2016年平均は25.8%になるらしく、29年ぶりの高水準だったことが分かりました。 29年前と言えば1988年、バブルな時代でしょうか。 この結果を受けて、主要メディアは全く趣旨の異なる報道を行いました。 物価上昇に収入追いつかず エンゲル係数“異常上昇”の仰天 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/198651 同じ数字を並べても、日刊ゲンダイはアベノミクス批判、日経新聞は食シフトの発生と違うとらえ方をしています。どちらの見方が正しいのでしょうか? マメ研は、エンゲル係数の数字を分析した結果、以下の結論に至りました。 1.消費支出が年々減っている。 2.物価上昇の影響で値段が上がっている。 3.中食について
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