DNSサーバのラウンドロビン機能を利用すると、1つのホスト名に複数のIPアドレスを割り当て、それを順番に循環させながらクライアントに返すことができる。これにより、複数台のサーバを自動的に切り替えることができるので、負荷分散を実現できる。 解説 Webサーバやアプリケーション・サーバなどの負荷分散を実現するために、DNSサーバの「ラウンドロビン機能」を利用することがある。これは、同じサービスを提供する複数のサーバを用意しておき、それらへのアクセスを振り分けて分散させるために使われる機能である。その仕組みは非常に簡単で、1つのFQDN名(サーバ名)に対して、複数のIPアドレスを割り当てておき、DNSクライアントからの要求に応じて異なるIPアドレスを返す、というものである。 例えば、www.example.co.jpというWebサーバのFQDNに対して、10.20.1.1~10.20.1.5とい
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