国際電気通信基礎技術研究所(ATR)は4月26日(木)、声と鼓動で話し相手の存在感を伝える抱き枕型の通信メディア「ハグビー」を発表しました。頭部に携帯電話を入れ、抱きかかえて通話することで、お互いに存在感を伝え合います。 ▽ HIL ▽ http://www.atr.jp/html/topics/press_120426_j.html ハグビーは人の形を模したビーズクッションです。本体を抱きかかえた状態で、頭部のポケットに携帯電話を入れて通話すると、相手の存在を感じながら対話できます。内部にはバイブレータが備え付けられており、相手の声の大きさなどと同調して振動が変化します。ハグビーという名前は英語で「抱く」の意味を持つHugと、フランス語で「Life」の意味を持つvieをあわせた造語で、「命を抱く」という意味が込められています。 開発を主導したのは、ATR石黒浩特別研究室の石黒浩さんです。