Linuxディストリビュータ最大手の米Red Hatは3月14日(現地時間)、システムの仮想化(バーチャライゼーション)を実現するための「Integrated Virtualization」と呼ばれる取り組みを発表した。AMDやIntel、Network Applianceらのパートナーと協力して技術開発を行い、オープンソースのXenSourceをベースにした仮想化技術を同社のRed Hat Enterprise Linux上に段階的に組み込んでいく。同社によれば、今月にもFedora Core 5上で同技術のプレビュー版が搭載され、今年末には全製品ラインで製品の完全版および関連ツールの提供が行われるという。 仮想化技術とは、1つのOSやハードウェア上で、複数のシステムを同時に走らせることを可能にする技術である。これにより、これまで別々のサーバ上でばらばらに動作させていたアプリケーショ