働くプロの心の整理術という題名ながら、前書きに書いてあるとおりに「明日会社へ行く足取りが重いという人」へ向けたとてもシンプルな本でした。 テーマがはっきりしていて、書いてある内容も具体的で共感の持てることが多く、読んでいて面白かったです。 凹んで落ち込んで何もやる気が出なくなってしまったり。思いとおりにいかなくてイライラしてしまったり。調子がいい時にはスイスイものごとを進めていけるのに、どうしてやる気は持続してくれないのか。 そういうとき、私は「どうすれば凹まずにすむか」とか、「やる気がでないスランプ状態からどうやれば抜け出せるのか」とか、「イライラせずにいつもとおり平常心でいるにはどうしたらいいか」とか考えていました。考え方としては、平常心ではない状態を排除する方向をイメージしてました。 しかしこの本を読んで「なるほど」と思ったのが、そういった怒りでどうしようもなくなる状態も凹んで鬱々と