がん治療のつらさ②…「病院を替わりたい」と思っても早まらないで がん治療は、経過観察も含めると年単位の長期にわたるケースがほとんどです。その間、医師と十分に意思疎通ができないと、不安や不満を募らせてしまうことになりかねません。「病院を替わりたい」と思う理由の多くは、こうした医師とのコミュニケーション不全にあると思われます。そのような状況になったとき、知っておくと役立つ解決のヒントを挙げました。 医療法人輝鳳会 池袋クリニック 院長 甲陽平 目次 病院を替わりたいと思うのは、どんなとき? 医師と患者の関係を良好にする「ちょっとした工夫」 診察の前に、質問したい項目を書き出して整理する 写真や絵を使って説明する 痛みや不快感の「具体的な表現」を心がける 相談役のクリニックを持つのもひとつの方法 病院を替わりたいと思うのは、どんなとき? 自分の体のことをお任せする医師とは、よい関係性を築くことが