宮崎日日新聞のホームページです道路特定財源の一般財源化を訴えている民主党若手国会議員の「ガソリン値下げ隊」のメンバー4人が12日、宮崎空港からJRを利用して延岡市を訪れ、東九州自動車道建設予定地などを視察した。面談予定のなかった首藤正治市長が突然現れ、「車で来れば説明は要らなかった」と皮肉たっぷりに暫定税率継続を直訴。メンバーは「地方に道路を造らないとは言っていない」と語気を強めて反論した。 視察したのは愛知、栃木、岡山、青森の衆院1、2期生議員。東国原知事を招き、19日に東京で開く討論会を前に下準備を兼ね来県した。 首藤市長は同市天下町のクレアパーク延岡工業団地で待ち受け、自ら説明役を買って出た。パネルを使って本県の東九州道、九州横断道延岡線の整備状況を説明。「インフラが未整備では企業誘致一つ実現できない」と強調した。 民主議員は「ガソリンを値下げした方が経済効果につながる。