北海道庁に入った情報によると、ロシアの200カイリ水域内で操業していた広尾漁協所属のサケ・マス流し網漁船「第十邦晃丸」(29トン、11人乗り組み)が17日夜、サハリン州国境警備局に拿捕(だほ)された。 漁船は洋上に停泊中で、今後、国後島古釜布に連行される予定という。 道漁業管理課によると、18日午後1時半頃、サハリン州国境警備局からファクスで通報があった。17日午後6時50分頃、北方4島南側で、同警備局による洋上検査で漁獲枠の超過が確認されたという。
目撃の医師「狂気伝えたい」=戦後70年で資料展−米捕虜生体解剖事件・福岡 「九大生体解剖事件」の写真資料などを見せる東野利夫さん=6日、福岡市 第2次世界大戦末期に九州帝国大学(現九州大)で、米兵捕虜8人が実験的な手術を受け死亡した「九大生体解剖事件」の最後の目撃者で、医師の東野利夫さん(89)が19日から、福岡市で営む医院で事件の裁判記録などの資料を展示する。戦後70年を迎え、記憶の風化が懸念される中、「戦争の狂気を伝えたい。それが私の最後の仕事だ」と考えている。 〔ニュースワード〕「九大生体解剖事件」 事件があったのは、東野さんが医学部に入学したばかりの1945年5月。目隠しされた捕虜2人が解剖実習室に運ばれ、麻酔の後、海水を血管に注入されたり、片方の肺を摘出されたりする光景を目撃した。 東野さんは医師らの指示で海水入りの瓶を持ったり、術後に床の血を洗い流したりした。捕虜の体から標
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