時事通信が発行する電子媒体E-Worldに「宗教への深い理解が唯一の道─宗教原理主義はなぜはびこっているのか?」と題した論考を寄せました(会員制 時事通信社 Janet提供。そのうち朝日新聞のWEB新書内でも単独購入できるそうですhttp://astand.asahi.com/webshinsho/)。 もちろん、パリやデンマークでのテロ、あるいはイスラム国についての議論を念頭に置いた議論です。 論考で紹介しているのは2000年代後半くらいから、アメリカ、ヨーロッパの社会学者、哲学者を中心とした「ポスト世俗化」の議論です。中でも、ハーバーマスがラッツィンガー教皇庁教理省長官(後のベネディクト16世)との対話でこの言葉と概念を使ったことで、有名になりました。 ポスト世俗化時代の哲学と宗教 作者: ユルゲンハーバーマス,ヨーゼフラッツィンガー,フロリアンシュラー,J¨urgen Haberma
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