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ブックマーク / note.com/yagena (3)

  • 書評:なぜ男女の賃金に格差があるのか|安田 洋祐

    さきほど2023年度のノーベル経済学賞の会見が行われ、労働経済と経済史を専門とする クラウディア・ゴールディン氏|ハーバード大学教授 の受賞が発表されました。おめでとうございます🎉 Ill. Niklas Elmehed © Nobel Prize Outreach女性の受賞は、エリノア・オストロム氏(2009年)、エステル・デュフロ氏(2019年)に次いで3人目、女性の単独授賞は初めての快挙となります。 受賞理由は「女性の労働市場における成果についての私たちの理解を前進させた」(for having advanced our understanding of women’s labour market outcomes)こと。 詳しい解説については、こちらの公式ウェブサイトをご参照ください。 さて、大変タイムリーなことに、ゴールディン氏の研究の集大成とも言える翻訳書『なぜ男女の賃金に格

    書評:なぜ男女の賃金に格差があるのか|安田 洋祐
    geopolitics
    geopolitics 2023/10/10
    管理職もだけど献身性(時給プレミアム)が問題となる。意図的に女性が低い場合はそもそも兵隊として見ておらず、だいたいは嫁さん候補。妊娠可能性(献身性の敵)がある限り女性は同等になれない。
  • 8割減の“誤解”|安田 洋祐

    専門家会議が掲げている A. 「人と人との接触を8割減らす」 というメッセージをみなさんご存知だと思います。これが B. 「人の流れ=人出を8割減らす」 と同じである、と思っている方は多いのではないでしょうか? 僕自身も、AとBをずっと混同しており、2日前までこの“誤解”に気付いていませんでした。しかし、冷静に考えれば明らかなように、人出が減れば ・一人ひとりが誰かと接触する機会 も減ります。混んでいる電車と空いている電車を比較すると分かりやすいかもしれません。Aを達成するために、Bは必要ではないのです。以下で説明するように、人出を6割くらい抑えれば、Aの目標は達成できます。 実際に、専門家会議の西浦教授が1週間前に次のような会見を開いて ・感受性人口(人の流れ)と接触率の「かけ算」で8割減を目指す ことを明言されています。ソース元の西浦さんの会議はこちらから視聴できます。(関連する箇所は

    8割減の“誤解”|安田 洋祐
  • 「ナッシュ均衡」ってなに?|安田 洋祐

    ブログ記事[2006/4/6]より転載 みなさん、「ナッシュ均衡」という言葉をご存知でしょうか?これは私が専攻している「ゲーム理論」という分野で用いられる最も重要な概念です。ミクロ経済学ゲーム理論を少しでも齧った方なら間違いなく聞かれたことがあると思いますが、ここ数年はゲーム理論がプチブームになっているようなので、ひょっとすると一般の方でも耳にされたことがあるかもしれません。ナッシュ均衡の生みの親であるジョン・ナッシュ博士は、2002年のアカデミー賞映画「ビューティフル・マインド」でラッセル・クロウが演じた主人公としても有名です。 ゲーム理論は、数学者フォン・ノイマンと経済学者モルゲンシュテルンの共同研究によって1944年に生まれたかなり新しい学問分野です。ゲーム理論と聞くと、「ゲーム=遊戯=子供の遊び」というような連想が働いて、何やら大人が真剣に分析する学問対象に思えないかもしれません

    「ナッシュ均衡」ってなに?|安田 洋祐
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