誰もがその名前を知る強面のベテラン脇役俳優6人が“役作りのためにシェアハウスで共同生活する”というエキセントリックな設定で、ドラマ制作裏側の脇役の悲哀をおもしろおかしく描いた人気ドラマ『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系)が惜しまれながら最終回を迎えた。同番組のメインキャストであり、昨今の“バイプレイヤー”ブームの中心人物である大杉漣が、その撮影現場の様子と期待が高まっている続編について語ってくれた。 ◆スタッフさんにワガママを言わせてもらっていた 懐の深い人間的な大きさと、ベテランならではの役者魂を毎話にじませながらも、どこか哀愁を漂わせる姿が魅力となり、ドラマファンを中心に熱い人気を博した『バイプレイヤーズ』。シェアハウスでの6人の仲の良さは愛らしささえ感じさせたが、実際のキャストたちもそのままの関係性だったようだ。 「他の現場では味わえないものがありましたね。みんなのいい意味でのワガマ