6月15日告示、7月2日投開票の兵庫県知事選に、コラムニストの勝谷誠彦氏(56)が無所属で立候補する意向であることが25日、分かった。27日に県庁で会見し正式表明するという。 勝谷氏は尼崎市出身。灘高校、早稲田大学を経て文芸春秋の記者となり、現在はフリーで著述業やテレビ番組出演などの活動をしている。4年前の前回選の告示直前にも立候補が取り沙汰された。 所属事務所の関係者によると、勝谷氏はかねて、関西で大阪万博誘致などの機運がある時期に「兵庫も大きく変えたい」といった趣旨の発言をしていたという。現在のところ、特定の政党の支援を受ける予定はないとしている。 知事選ではこれまでに、4期目の現職井戸敏三氏(71)と、共産党推薦で元兵庫労連議長の津川知久氏(66)、前加西市長の中川暢三氏(61)がいずれも無所属での立候補を表明している。(黒田勝俊)