「うむ、なにもわからん」 深夜に発表会が終わった後の筆者の偽らざる感想は、これだった。確かに、新プロセッサーを使ったMacは発表になった。だが、その多くはWWDCの頃から予想できた内容ではある。新しい情報も多々あったのだが、正直な話をすれば「実機で確かめないとわからない」ことだらけである。 だが取材を通して、多少視界は明るくなってきた。その辺の情報を補完しておこう。 3製品で同じM1を採用、違いは「高負荷処理時」に まず、今回発表された3製品、「MacBook Air」「13インチ版MacBook Pro」「Mac mini」では、全て同じM1チップが採用されている。 「だったらMacBook AirもMacBook Proも同じ性能なのか」ということになるが、答えは「負荷の低い処理なら同じ」というものになりそうだ。 というのは、MacBook Air以外の2製品にはファンが搭載されている
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