グラディエーターサンダルのモチーフとなっているカリガ (Caliga) 。 グラディエーターサンダル(羅英: Gladiator Sandal)とは古代ローマの剣闘士が着用していたとされる履物を模したサンダルのこと。本来はラテン語でカリガ(羅: Caliga、英: Caligae) と呼ばれる古代ローマ兵士の軍靴をモチーフにしたもの。一般的なサンダルよりもストラップが多く存在し、よりサンダルを固定できる形状となっているものを指す。「ボーンサンダル」とも呼ばれる[1]。 バチカン美術館蔵のアポロン像の右足部分。アポローンが履いているサンダルが「カリガ」である事が分かる。 ヨーロッパにおける格闘技の歴史は古代ギリシャのクレタ島を中心としたエーゲ文明から発祥しており、その文明の影響や格闘技の発展の経緯から古代ローマに剣闘士が根付いたのは歴史上の流れから一般的であると考えられている。また、エーゲ文