ソーシャルゲームやオンラインゲーム関連企業の決算発表シーズンが近づいてきた。7月24日のベクターの第1四半期業績の発表を皮切りに、7月26日にサイバーエージェント、7月30日にドリコム、コーエーテクモホールディングス、カプコンなどが続く予定。本格的になるのは8月からで、8月9日にはディー・エヌ・エー、8月14日にはグリーの発表が予定されている。早期に開示するボルテージが遅めなのは、今回の発表が本決算となるため。 今回のポイントは、引き続きコンプガチャ規制と6社協議会のガイドラインが収益やアクティブユーザー数に与えた影響だろう。当初、影響は軽微としていた会社が多かったが、先日決算発表を行ったKLabは、コンプガチャ廃止の影響は5%程度だったものの、6社協議会のガイドライン対応の影響による売上の低下があったことを明らかにした。KLabの個別要因なのか、業界全体の共通しているのか。またガイドライ