トロードス地方の壁画聖堂群は、キプロスの世界遺産の一つである。トロードス山脈に残るギリシャ正教の9ないし11(後述)の聖堂と1つの修道院が対象となっている。いずれの聖堂・修道院も、ビザンティン様式の美しいフレスコ画が残っていることが評価されたものである。聖堂内部を埋め尽くすかのように、壁や天井に描かれたそれらの壁画は、コムネノス朝時代からビザンティン帝国滅亡後に至るまで、長い期間に蓄積されてきたものである。 登録対象はトロードス山脈に点在し、地方行政区分上はパフォス地区、ニコシア地区、リマーソル地区にまたがっている。 登録対象[編集] 屋根の聖ニコラオス聖堂(Church of Ayios Nikolaos (St. Nicholas) tis Steyis[1], 世界遺産登録 ID351-001) カコペトゥリア(Kakopetria)の近郊にある聖堂で、もとは11世紀に建てられたもの
![トロードス地方の壁画聖堂群 - Wikipedia](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b0fd60583b9c2b3cc19bd7723db36a14df72d8f3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fupload.wikimedia.org%2Fwikipedia%2Fcommons%2Fthumb%2Ff%2Ff9%2FPanagia_church_Moutoullas_cyprus_2010.jpg%2F1200px-Panagia_church_Moutoullas_cyprus_2010.jpg)