社会人生活を経て、30歳で遅咲きのデビューを果たしたスガ シカオ(52)。それから間もなく、初めて作詞のみを手掛けたのがSMAPの「夜空ノムコウ」だった。20年以上、音楽一筋で生き、難聴や所属事務所からの独立など、苦境も“サバイブ”してきた。今も一人、スタジオにこもって曲を作り、曲ができないときには「デビュー前と同じかそれ以下まで落ち込む」。業界の変化やスランプを、どう乗り越えてきたのか。(ライター:内田正樹/撮影:野村佐紀子/Yahoo!ニュース 特集編集部)
【前編】本屋の新展開 中国と韓国はここまで変わった 日本では、書店が毎日3店余りのペースで消えている。アルメディアの調べでは、2000年の2万1654店から18年には1万2026店まで減った。 私は岡山県の海が近い農村で育った。小学校は1学年1クラス。学校から自宅は離れていて、近所に同じ学年の子はいなかった。友だちを待つ間、学校や市民センターの図書館で時間をつぶし、1人で帰る時は寂しさを払うため本をめくりながら歩いた。本は見知らぬ世界と私をつないでくれる頼りになる友だちだった。つまんない本にでくわしても、仲良くならなきゃと無理して読み通した。そうしないと読む本が尽きてしまう。 町に1軒だけある書店は教科書、新聞の販売店を兼ねた立ち読み厳禁の小さな店。日本の地方のあちこちにあった光景だろう。テレビで見る都会の大きな書店が羨ましかった。たくさん並ぶものから何かを選ぶ行為は豊かさの象徴だ。自分に
同感<->反感の振幅が激しい読書論。言ってることには激しく同意だが、やってることはかつてわたしの通過したところ。 たとえば、「本は積んで破って読め」や「読書の腕前」の上げ方、あるいは「ベストセラーは十年後に読め」は大賛成。読書は量だというわたしの信条とも一致する[参照]。その一方で、人のオススメを顧みない唯我独尊な選書や、なんでも「円」で計りたがるせどらーちっくな態度は、たまらなく厭だ。 ―― とはいえ、さすが本職の書評家、良い本をたくさん読んでいる。book of book として「これから読む本」を拾ってモトは取る。さらに、書評をメシの種にすることの大変さが窺い知れて、好きでやってる自分の幸せを噛みしめる。 著者は岡崎武志氏、朝日の読書欄「ベストセラー快読」の執筆子といえばピンとくるだろうか? 巷のベストセラーを名うての本読みに評させる試みで、「なぜベストセラーなのか」の分析が辛口。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く