世界がバタバタと閉じている。かつては日々の暮らしで大忙しだった場所が、ゴーストタウンと化している。生活にはとてつもない制限が加えられている。ロックダウン(封鎖)や一斉休校、渡航制限から大規模集会の禁止に至るまで。
──日本集中治療医学会の調査で示された台数とは異なり、実際に使える台数はかなり限られてくると言うことですね。先日、HIV治療薬のカレトラの臨床試験の結果が出て、使用しない場合と比べて有意な差が見られないということでしたが(※4)、実際に使用されていかがでしたか。また、今後治療薬の候補はあるのでしょうか。 忽那 カレトラは、既に何人かの方に使用しましたが、効くという実感はあまりありませんでした。 この研究における症例数が十分ではないため結論づけるのは早計かもしれませんが、今後は、あまり使用されなくなっていくかもしれません。 アビガンという、インフルエンザの治療目的に開発された薬は、中国で80人規模の臨床試験が行われ、カレトラと比較して、CT検査での改善やウイルス消失までの日数が短いという結果がでています(※5)。また、早ければ4月には、国内未承認のレムデシビルの中国での臨床試験結果が出るかも
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