山口家住宅の外観 山口家住宅は、平成19年から文化財建造物としての整備を進め、平成21年から「堺市立町家歴史館 山口家住宅」として公開活用しています。 山口家住宅の主屋(おもや)は、慶長20年(1615)の大坂の陣の戦火により市街地が全焼した直後に建てられた、国内でも数少ない江戸時代初期の町家のひとつとして重要文化財に指定されています。 建築当初は、大きな土間と土間に面した部屋で構成され、東側の山口筋に面して門がありました。安永4年(1755)に主屋を改築し、南側に新しく玄関と座敷、西土蔵を建築しています。さらに江戸時代中期から後期には座敷を増築し、寛政12年(1800)には北土蔵を建築するなど現在の間取りが完成しました。 山口家住宅の内部 山口家住宅では、表から入って小さな土間からカマドをもつ大きな土間に続き、日常生活の場である板間、そして、もてなしにも使われる座敷、茶室と多様な空間への
東 浩紀 (あずま・ひろき) 1971年東京生まれ。批評家。東京工業大学特任教授。現代思想、現代社会論、サブカルチャー論など幅広く執筆中。1999年度サントリー学芸賞(思想・歴史部門)受賞。著書に『動物化するポストモダン』『ゲーム的リアリズムの誕生』『東京から考える』『コンテンツの思想』など多数。 「クール・ジャパン」とはなにか。それは、アニメやゲーム、ファッションなど、伝統的な日本の魅力からは離れた、しかし国際的に強い競争力をもっている現代日本の先端的なソフト産業について、政策的観点を加えて論じられるときに使われる言葉である。「コンテンツ政策」「知財立国」などと深い関連のある言葉だ。 海外でアニメやゲームが強いのはいまに始まったことではない。それがなぜ2000年代に入って、突然のように話題にされるようになったのか。その理由は、アニメやゲームの市場がいまや無視できない大きさになり、作品の
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