Wi-Fiルーターは、携帯電話によるデータ通信を、複数のデバイスから無線LAN経由で共有する機器だ。これを使うことで、ノートPC、ニンテンドーDSやPSPのようなゲーム機、3G非搭載のiPadやiPod touchなどの無線LAN内蔵デバイスから、屋外でのインターネット接続が可能となる。 同様の製品はイー・モバイルなどが販売しているが、b-mobileWiFiの大きな特徴は「SIMロックフリー」であり、複数の通信方式/周波数に対応する点だ。そのため、発売元である日本通信のデータ通信サービス用のSIMカード「b-mobileSIM」だけでなく、NTTドコモやソフトバンクのSIMカードを接続すれば、それぞれのデータ通信サービスを利用できる。下記の通信方式/周波数に対応した海外の通信事業者のサービスも利用可能だ。なお、au(KDDI)の通信方式、イー・モバイルの周波数には対応しないため、両社のサ
総務省は2010年4月2日、「携帯電話端末のSIMロックの在り方に関する公開ヒアリング」を開催し、携帯電話のSIMロック解除の方向性を示した。これがNTTドコモとソフトバンクの株価にも影響を与えるほどの話題となっている。 SIM(Subscriber Identity Module)またはSIMカードとは、携帯電話の電話番号などが書き込まれたICチップのことを指す。各通信事業者が提供する携帯電話端末は、その通信事業者のICチップしか利用できないようになっている。これがSIMロックである。各通信事業者が端末価格の割引などができるのは、電話番号と携帯電話端末を結び付けているSIMロックがあるからともいえる。 5月10日には、米Appleの「iPad」の予約販売が日本でも始まった。前評判では、iPadはSIMロックが解除された形、すなわちSIMフリーで提供され、NTTドコモの利用も可能かと騒がれ
「結局、日本はSIMロックフリー端末じゃなかった」──Twitterやブログでは、落胆する声が多く見られる。 アップルは5月10日、iPadのSIMロック端末か否かに対し「5月8日の発表のとおり、日本ではアップルストアで販売するものも含めてソフトバンクモバイルが発売するもので、SIMロックがかかったものになる」とコメントし、改めて日本においてSIMロックフリー端末ではないことを表明した。 5月7日夜のアップルの発表から10日10時の予約発売まで、週末を挟んだ発表をもとにSIMロックか否かを巡ってネットではさまざまな情報が錯綜していた。 期待されたSIMロックフリー端末 米Appleは、1月に行われたiPadの発表会で、「iPadはすべてSIMロックフリーで提供する」と明言。これを受けて日本でもSIMロックフリーで提供されると期待されていたことに加え、1月と4月に行われたNTTドコモの決算発
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