日本のことは、マンガとゲームで学びました。 [単行本] [Feb 26, 2015] ベンジャミン ボアズ; 青柳 ちか
『福翁自伝』にひけをとらぬ内容、と司馬遼太郎が驚嘆した自伝の筆者が、本書の主人公・杉本鉞子。父は戊辰戦争に敗北した長岡藩の筆頭家老。維新後生まれた鉞子は、苦学の末、アメリカに渡り結婚、夫の死後、自伝を表わしアメリカ人の琴線に触れる。その『武士の娘』は、ベストセラーとなり、同時期に出た『グレート・ギャツビー』に負けぬ評判をとった。戦争を生き抜き日米の架け橋となった杉本鉞子、初の評伝。 あの司馬遼太郎がその存在を知らず、一読して『福翁自伝』にひけをとらぬ内容、と驚嘆した自伝がある。 1925年(大正15年)、アメリカで無名の日本人女性が英語で書き下ろした『武士の娘』が刊行され、その年のベストセラー・リストに載った。『グレート・ギャツビー』と並ぶ売れ行きで、異例の8万部が世に出た。 著者・杉本鉞子は明治5年生まれ。父は長岡藩の筆頭家老で、司馬遼太郎の『峠』の主人公・河井継之助と幕末に対立し、藩の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く