Windows XPには「クラッシュダンプ」という機能があり、アプリケーションソフトがクラッシュした際に、デバッガというプログラムが起動してその時のメモリー状態をファイルに保存する。このファイルは、開発者が解析してクラッシュの原因を突き止めるために使うのだが、一般のユーザーには必要のないものだ。そこで、この機能を無効にしてみよう。 スタートメニューのマイコンピュータを右クリックして「プロパティ」を選ぶ。「システムのプロパティ」ダイアログの「詳細設定」タブの「起動と回復」の「設定」ボタンをクリックする。「デバッグ情報の書き込み」のプルダウンリストを開き、この内容をメモしてから「(なし)」を選択する。「OK」ボタンをクリックしてすべてのダイアログを閉じれば、クラッシュダンプファイルは作成されなくなる。 元に戻すには、同様な操作でプルダウンリストを開いてメモしておいた内容を選び直す。