運動意欲をかき立てるユニークな機能が付いた「活動量計(かつどうりょうけい)」が人気だ。スマートフォン(スマホ)との連動によって頑張って運動すればするほど、太った男性キャラクターが細身の男前に変化したり、地域対抗方式で運動量を競い合ったりなど、体を動かすことが楽しくなる工夫が凝らされている。 (伊東浩一) タニタは九月、スマホのiPhone(アイフォーン)の「4s」以降の新しい機種と、無線通信で連動する活動量計「AM-160」(市場想定価格八千円前後)を発売した。 スマホにゲームソフト「ふとしの部屋」を取り込めば、自分が歩いた量や消費したカロリーに応じ、アイフォーン画面上の男性キャラクター「ふとし君」が少しずつスリムになる。美男子に変身させることを励みに、日々、運動をしてもらおうとの趣向だ。主に女性の利用を想定している。 男性向けには女性のキャラクターと「ランニング対決」などをしながら体を鍛