(CNN) 中国の四川省で、羽を広げた時の幅が21センチにもなるトンボのような巨大昆虫が見つかった。飛べる水生昆虫の中では世界最大だという。 同国西部の昆虫博物館によると、この昆虫は四川省・成都の郊外で地元の人が見つけて博物館に持ち込んだ。あごが長く伸びた巨大なトンボのような姿が特徴で、同博物館で数匹を調べた結果、中国やベトナムに生息する大型ヘビトンボの巨大種と判明した。 最も大きな個体は羽を広げた時の幅が21センチと、人間の大人の顔面を覆うほどの大きさがあった。これまでに見つかった水生昆虫の中では、南アフリカに生息するイトトンボの仲間の19.1センチが最大とされていた。 同博物館によると、大型のヘビトンボは澄んだ水のある場所に生息し、水質の変化に敏感に反応する。水が少しでも汚染されると、清浄な水を求めて別の場所に移るという。 中国各地のほかインドのアッサム州やベトナム北部に生息するが、四
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