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北海道紋別市の道立オホーツク流氷科学センター主催の写真コンテストで、最優秀賞(知事賞)の作品が「自然と命を冒とくしている」などと批判され、授賞を取り消していたことが16日、同センターへの取材で分かった。最優秀賞作品は海岸に打ち上げられたクジラの死骸の上に男性が乗り、ガッツポーズをしている。同センターは「多くの方に不快な思いをさせてしまい、猛省している」と謝罪した。 コンテスト「オホーツクの四季」は1991年以降、毎年開催されており、今年は道内外62人から計118点の応募があった。道写真協会の女性会員1人が審査員を務め、最優秀1点▽特選2点▽入選12点を選定。「征服」と名付けられた最優秀賞作品について、審査員は「めったに見られない作品作りに成功されたと言ってよいでしょう」と講評した。
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