約40年前に始まったコンビニの24時間営業 セブン-イレブン第1号店が登場したのは、昭和49(1974)年。翌年には、セブン-イレブン虎丸店(福島県郡山市)が24時間営業をスタートし、これが日本初の「一日中開いているコンビニ」だといわれています。 これに続いて、「東陽店」(東京都江東区)、「相生店」(神奈川県相模原市)でも24時間営業を実施。セブン-イレブンが誕生したのは米国なのですが、同国で「24時間営業にすると、売り上げが向上する」というデータが出ていたことから、立地特性の異なる3地区で、実験的に導入したものだといいます。その結果、3店舗全てで売り上げが伸び、24時間営業が広まっていったそうです。 当時の客層は、主に残業したサラリーマン、深夜まで起きている学生、サービス業就業者などだったとか。セブン-イレブン公式サイトによると、当時の日本では「経済成長とともに人々の働き方、ライフスタイ