普通に生活していると、なかなかこんなところにまで意識は及ばない。でも、言われてみるとなるほどなと思う。 世界初の馬専用スニーカーは、決して単なるオシャレアイテムなどではなかった。 そもそも、馬の蹄(ひづめ)には、蹄鉄(ていてつ)と呼ばれる器具が取り付けられていることが多い。これは蹄の損傷を防ぎ、運動能力を高めるためのもので、日本では明治以降に用いられるようになったそうだ。 しかし、蹄を削って釘を打つことで装着するため、少なからず馬を刺激してしまうという問題もある模様。そこで、この「Megasus Horserunners」が生まれたというわけ。 最大の特徴は、なんといっても釘が不要であること。 蹄の表面とMegasus Horserunnersの内側にシールを貼り、これをピタッとくっつけて固定。金属を一切使用せず、水色とオレンジの鮮やかなカラーリングが印象的な新型蹄鉄は、もはや「馬専用スニ