ブックマーク / gendai.media (2)

  • ドイツと日本、超高齢大国が抱える「若者にカネが回らない」大問題(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    「福祉国家ドイツ」の闇 ガブレエレ・Dは1960年代のはじめ、次女として生まれたが、母親の手ですぐに施設に預けられた。母親は、長女と三女を里子に、長男を養子に出し、四女は手元で育てた。つまり、5人の子供のうちの4人はいずこかの家庭で育ったが、ガブリエレだけが家庭はおろか、母親もろくに知らなかった。父親はしばしば刑務所に入っていた。 ところが、それから50年以上経った2016年、突然、ガブリエレの元に、母親の老人ホーム代の請求がきた。ドイツの法律は、子供に親の扶養を義務付けている。 自立できず、在宅でのヘルパーによる介護も機能しなくなった高齢者は老人ホームに引き取られるが、ドイツのホームは、たとえ教会など非営利団体が経営しているものでも、料金が非常に高い。日の「特養」のように、お金のない人にとって有難い、公的な役目を果たしている老人ホームもほとんどない。安かろう、悪かろうという施設はあるが

    ドイツと日本、超高齢大国が抱える「若者にカネが回らない」大問題(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
  • Hになれる娘、なれない娘(王谷 晶) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    短編小説集『完璧じゃない、あたしたち』で注目を集め、現代ビジネスでも時にユーモラスで時に鋭く世の中に問題提起をする記事を寄稿する気鋭の作家・王谷晶さんの「半自伝的」連載、待望の第4回です。無事(?)処女喪失した主人公。今度は同性愛を「治す」ための、悪戦苦闘の日々が始まります--。 *バックナンバーはこちら https://gendai.ismedia.jp/list/author/akiraoutani 「プロジェクトH」始動 乙女ゲーム『アンジェリーク』シリーズ(のみ)で男女恋愛の機微を学んだ女一匹18歳。己の人生に課したプロジェクトHを遂行すべく、気合を入れ直していた。プロジェクトH。それは自分をヘテロセクシャルに「治す」ための計画である。 時間をちょっと遡るが、自分が同性に惹かれることを自覚しはじめたのは12歳のときだ。同級生に恋をした。その後高校に上がると女子校だったこともあり完全

    Hになれる娘、なれない娘(王谷 晶) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
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