「YAHOO! ニュース」さんで控えめに報道されただけのようなので、ご存じじゃない方も多いかと思うが、2018年10月1日以降に作られる二輪の新型車と、2021年10月1日以降に作られる継続生産車に、ABSの装着が義務化されることになったそうだ。しかも注意したいのは、125ccまでの原付二種もその対象となること。 バイクユーザーにとってこんな大事な決定がさらりと報道されたのには、何か裏の事情を感じてしまわないでもないが、それはともかく、この内容は、国交省(国土交通省)が11月7日に開催した「車両安全対策検討会」の討議を受けての決定となっている。クルマやバイクを取り巻く交通安全環境を整備するのも仕事の国交省としては、昨今の二輪車死亡事故激増に鑑みてバイクの安全対策を進める必要があると判断しているのは想像に難くない。その喫緊の対策の一つとして二輪車ABS装着義務付け化に白羽の矢が立ったのだろう