「パリ郊外に住むマンガ大好きの少女2人が、憧れのマンガの国、日本へ行きたいために家出をし、鉄道でロシアを横断しようとしたが、ポーランドで補導された」というニュースにはあ然としましたが、訪日するフランス人はこの5年間で6割増え、昨年は14万人近くに達しています。フランスからマンガ大国日本への熱い視線が注がれていることもその要因の1つでしょう。 日本を訪問する外国人は昨年837万人で、毎年増加傾向にあります。秋葉原と並んで観光客に一番人気の街は新宿。映画「ロスト・イン・トランスレーション」(ソフィア・コッポラ監督)の中で描かれた不夜城、24時間眠らない街、新宿がCool(かっこいい)だというわけです。そして歌舞伎町の入口にある「歌舞伎町一番街」という看板の前で写真を撮ることが大流行中です。首相となった現在も4冊のマンガを定期購読しているという麻生総理は、マンガ「オタク」として有名になったと自ら