よしっ。出直しだ。
3人で夕飯を食べている時、話題は干支になった。 私と息子は同じさる年なのだ。 私 「君は何年(どし)だっけ?」 旦那 「知らない。確かねずみ」 私 「確かって…」 旦那 「いや、知らないんだってば。だって興味ないんだもん」 私 「干支っていくつあるか知ってる?」 旦那 「そのくらい知ってるよ。12でしょ?」 私 「じゃあ全部言ってみて」 旦那 「ね、うし、とら、たつ、み…。あれ?5つ??」 私 「『ね』って何か知ってる?」 旦那 「ねずみでしょ?」 私 「『たつ』って何か知ってる?」 旦那 「とりでしょ?」 私 「と、とり!?……(チ、チキン竜田??)。『み』って知ってる?」 旦那 「とりでしょ?」 私 「とり2つかよ!!」 旦那 「あれでしょ?クジャクとニワトリでしょ?」 私 「クジャク!?」 旦那 「だって年賀状でよくクジャク見るよ」 私 「……(見たことないよ)。
「(プロフェッショナルとは)自分がこの世からいなくなった後、その未来の世界に、自分がどういう良い影響を与えられるか、インパクトを残せるか、そこまで真剣に考えれる人だと思います」(石井裕「NHK プロフェッショナル 仕事の流儀」より) 息子とどうぶつしょうぎを指している時の旦那は、さすがプロだと思わされる。 本気を出せば当然全勝できるわけだが、あえて考えさせる場面を作り、そこで相手が正解の手を指せたら勝たせてあげ、指せなかった場合に負かす。 勝つ楽しみを教えることができる。プロフェッショナルだと思った。 天下一将棋会。 ゲーセンの機械の前に立たせちゃダメだよ。 あの人自身が楽しくなっちゃうから。
旦那が天下一将棋会の仕事をして帰ってきた日のこと。 手にはコナミの大きな袋が握られていた。 私 「何それ?」 旦那 「コナミの人にソフトもらった」 私 「へぇ、見して…うわっ!こんなたくさん!?」 旦那 「事前に『好きなゲームは何ですか?』って聞かれてて、俺『サッカー』って答えたんだ」 私 「それにしてもいっぱいだね。『ウイニングイレブン プレーメーカー2010』『ワールドサッカー ウイニングイレブン2010』『テレしばい Wii』」 旦那 「あぁ、それはお子さんにどうぞって」 私 「『ポップンミュージック』」 旦那 「それも子供用みたい」 私 「『ときめきメモリアル4』『ラブプラス』」 旦那 「…こ、ここれさぁ、俺そういうの好きって別に言ってないんだよ。サッカーが好きだって言ったんだよ。何で入ってんのかなぁぁあ?」 否定しながらも、もじもじと気になっている様子。 『ときメモ』は
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