ということで今回は…… 僕のように合掌造りの世界遺産は「白川郷」のことだけだと思っていた方や、死ぬまでに一度は「合掌造り集落」に行ってみたいという方へ向けて、「合掌造りってなんなの? なぜこの地域で作られていたの?」、「合掌造りが見たい! でもどこに行けばいいの?」という疑問に応えるため、実際に訪れてみてどんな場所なのかを確かめてみることにしました。 まずは富山県・五箇山の合掌造り集落に行ってみた 北陸新幹線の「新高岡」駅(富山駅の次の駅)で降りて、そこから車で約1時間ほどで到着する五箇山(ごかやま)。 この地域は世界的にみても有数の豪雪地帯だそうで、それにより傾斜の急な大きな屋根を持つ合掌造りの家屋が生まれたんだそう。 なお五箇山には「相倉集落」と「菅沼集落」の2つの集落があり、どちらの集落も世界遺産に登録されています。 後述しますが、「白川郷」と比べて観光地化されていないのが魅力のひと