「十二国記」の公式フェイスブックにこんな記事が!待ちましたねぇ、待ちましたねぇ、待ちましたねぇ。未読の人はなんのこっちゃとお思いでしょうが、「十二国記」という物語は死ぬならこれを読んでから!というぐらいの大傑作ファンタジーノベル。その昔、北上次郎さんが「本の雑誌」で大絶賛して、恐る恐る講談社X文庫ホワイトハートという当時収録されていたティーズノベルに手を出したら、いやいやいやティーンズなんてもんじゃない、これはもう大変!その世界観、キャラクターの造形、テーマの力強さ、ぶっ飛んだ。ぶっ飛んでとにかく出ている分を全部読んで、新刊が出たら真っ先に読んで。 ところが、21世紀に入ってからの道のりの長いこと。2001年に短編集の「華胥の幽夢(かしょのゆめ)」が出てからはいっこうに続編が出ない。次の短編集「丕緒の鳥(ひしょのとり)」が出たのはなんと12年後の2013年。でも、短編ですからね。アニメやド