世界中を旅しながら映像を撮り、アート作品を作る小金沢健人さんは、国際的に活躍する若手アーティスト。今年から来年にかけて、新作を集めた大規模な個展が二つ行われる(神奈川県民ホールギャラリー「あれとこれのあいだ」<開催中>・香川県丸亀市猪熊弦一郎現代美術館<09年1月18日〜3月29日>)とあって、最近とくに精力的な制作活動を続けていた。「1999年からベルリンを拠点にしているのですが、この2年間はLA、ギリシャ、インド、ブラジルなどのアーティスト・イン・レジデンスを点々としてほとんど自宅にいなかったんです」。 アーティスト・イン・レジデンスというのは、現代アートの作家に、滞在の場とともに、創作と発表の場を与えるプログラム。欧米を中心に世界各地にそうした場があり、旅を続けながら作品を作るアーティストも多いという。「07年、08年の間に旅のお話をたくさん頂いたので、全部受けてみたんです。日本で展
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