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レビューと良い文章に関するgiganticのブックマーク (2)

  • 「ローズ・イン・タイドランド」(ネタバレあり) - furamubonのブログ

    母を亡くし、父と2人で今は空き家になっている父の生家に身を寄せたものの、そこで父も命を落としてしまい、草原の中の半ば朽ち果てた家で独り取り残されてしまった主人公の少女は、そんな辛い現実を空想で包むことで何とか生きていこうとする――みたいな書き方をすると、ちょっとした「一人ライフ・イズ・ビューティフル」なんですけど、まず冒頭が少女が父親のためにコカイン注射のご用意をするところから始まってて、母親の死因はドラッグのやりすぎで、父親の死因も勿論ドラッグのやりすぎで、人形の頭部を指にさして会話するのだけが少女の唯一の友達で、父親の死後やっと出会えた生身の人間は、剥製作りが趣味でそれもいつか生き返らせられると信じているキティーなおばちゃん(キティちゃん)と、その弟の知能に障害がある感じの男(頭部にロボがトミーした手術痕あり)だった、っていう。 「辛い現実を空想で包む」っていうより、この「現実」とやら

    「ローズ・イン・タイドランド」(ネタバレあり) - furamubonのブログ
  • ヴィーナスの命題:真木武志 角川書店 - Bダッシュが消えた日に

    ぶっちゃけ読書って何の役にも立たないよね? と思う瞬間が無いわけでもなく いやいやたくさん読んだだけためになるんじゃないかと自己弁護したところで それなら十分以上に読んだんだからもういいだろう、これ以上読んだってそれほど新しいものが 得られるわけじゃないんじゃないの? と薄々自分でも気付いていたりする。 読むこと。それ自体に実用的な価値はあるのか。趣味に価値は必要ないというのは議論のすりかえ。 物語を深く読み込めるようになる。活字を追うのに慣れてくる。より高度で高尚と言われているを理解できるようになる。 読書スキルはそれ自体で完結している。いくら高めてもそれ以外には使えない。だったら高める意味は自己満足以外にあるのか。 ひたすらを読んでるとそんな風に考える瞬間が無いわけでもないのだけど、それでもときどき読めた事それ自体に価値があると 言い切れるがあるわけで、そんなを読んでる間は読書

    ヴィーナスの命題:真木武志 角川書店 - Bダッシュが消えた日に
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