マンチェスターUの親会社レッド・フットボールが、クラブの推定7億2000万ポンド(約990億円)の負債の約3割に相当する2億2000万ポンド(約302億円)を、22日に一括返済することを16日付の英紙タイムスと英BBC(電子版)が報じた。同社とクラブの役員を兼務するジョエル・グレーザー氏が、貸し手の3つの米ヘッジファンド・グループに文書で返済の意思を伝えたことが明らかになった。返済資金の出所は不明だが、クラブからの支出ではないという。今回返済するのは年16・25%の高金利の負債。BBCは、より低利息のローンに借り換えることで、クラブの負担を軽減し、経営を安定させるための試みとみている。 [2010年11月16日20時57分]ソーシャルブックマーク