電力会社からの電気の供給は水の流れに喩えるとわかりやすいとされます。上流(発電所)から下流の末端(使用者)に滔々と水が流れる様に電気が流れているイメージです。流す電気の量は当然ですが末端の消費量を常に上回る必要があります。上流の発電量が末端の消費量を下回ると、電気が足りなくなるので停電が生じます。 ここらあたりはあんまり詳しくないのですが、供給量が需要量を下回るとまず電圧が不安定になるそうで、続いて広い地域の停電が発生する事になるそうです。水であれば末端からジワジワと水圧不足による断水になりそうですが、電気の場合はそうならずにある時点でドカンと止まってしまうそうです。 私の子供の頃はまだ停電がしばしばあった時代なのでイメージだけはできるのですが、電灯がチカチカし始めたら、ストンと停電になってしまう感じです。夜なら真っ暗になりますが、当時の人間は慣れていましたから、おもむろにローソクがお出ま