防衛省は、レーダーで捉えにくいステルス性能を持つ最新鋭戦闘機を探知するレーダーの研究開発に本格的に乗り出す。 中国やロシアがステルス性能に優れた戦闘機の開発を進めていることを踏まえ、日本の防空態勢を強化する必要があると判断した。2014年度予算の概算要求に研究費37億円を盛り込んでおり、10年後の実用化を目指す。 レーダーに探知されにくいステルス機は、相手に探知されないうちに接近し、攻撃できることから、ステルス性能は「第5世代機」と呼ばれる最新鋭の戦闘機開発の焦点となっている。中国は戦闘機「J(殲)20」の開発・製造を急いでおり、米政府の調査・分析では、25年までに200機程度配備する可能性があるという。ロシアも「T50」の開発・量産化を急いでいる。 これらの周辺国のステルス機に対し、「専守防衛」を掲げる日本は、防空の要として、ステルス性能を持つ戦闘機を早期に発見し、警戒監視するレーダーの
地方路線を中心に17年間にわたって活躍し、引退が決まっていた日航の小型ジェット機MD90が30日、羽田-広島を往復する最後のフライトに飛び立った。羽田空港には多くのファンが集まり、機体を撮影するなどして別れを惜しんだ。 米国の旧マクドネル・ダグラス(現ボーイング)製で、丁字形の尾翼と機体尾部の2基のエンジンが特徴。旧日本エアシステム(JAS)が平成8年に導入した際には、映画監督の故黒沢明さんが虹を題材にデザインした7種類の塗装で話題を呼んだ。 14年に日航とJASが経営統合した後はイメージ統一のため、全16機が白地に赤の塗装になった。航空機の種類を減らして整備コストを抑える日航の方針で、米デルタ航空への売却が決まり、23年以降、ボーイング737などと置き換えられた。
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